1.米国：6月の消費者物価指数は前年比5.4％上昇し、2008年8月以来の最高水準であり、予想は4.9％、前回の値は5.0％でした。6月の消費者物価指数は前月比0.9％上昇し、2008年6月以来の最高値となった。一方、コアCPIは前年比4.5％上昇し、1991年以来の最高水準となった。

2.国際的な穀物輸送のコストは、昨年の同時期と比較して2倍になりました。7月9日現在、米国産大豆の国際運賃は1トンあたり81米ドルであり、国際金融危機以来最高であり、前年同期比で108％増加した。昨年8月以降、食料価格が上昇し始め、海上運賃の上昇が脇役となっているが、食料価格に影響を与える重要な要因ではない。その他の有利な要因が弱まっていることを背景に、国際的な食料価格は下半期に高水準で変動する可能性があります。

3.日本の小泉純一郎環境大臣は、首相官邸の鉢植えは福島の土壌で汚染されていると述べた。日本政府は汚染土壌が「安全」であることを証明しようとしましたが、人々は自分たちの生活圏で汚染土壌を喜んで使用する人はほとんどいないことに強く懐疑的でした。除染作業を行った汚染土壌は福島県の貯蔵施設に保管されており、法律により2045年までに福島県外への輸送が義務付けられているとのことです。建設中の放射性物質の濃度が低い土壌ですが、関連する作業は順調に進んでいません。

4.国連事務総長グテーレス：世界的な集団免疫を達成し、COVID-19の流行を終わらせるには、世界の70％の人々にワクチンを接種するためにさらに110億回分のワクチンが必要です。世界は、ワクチンの生産を少なくとも2倍にし、ワクチンの公正な流通を確保するために、グローバルなCOVID-19ワクチン接種プログラムを必要としています。

5. [労働省]米国消費者物価指数（CPI）は、2008年6月以来最大の前月比である前月から0.9％上昇し、コストの上昇がインフレ圧力を悪化させ続けていることを示しています。米国の消費者物価指数は、6月に前年比5.4％上昇し、コアCPIは、不安定な食料とエネルギーの価格を除いて、前年比4.5％上昇し、1991年11月以来最大の上昇となりました。

6. SEMI：半導体製造装置の世界的な売上高は、今年、953億米ドルに達すると予想されており、これは過去最高を記録します。2022年には、1,000億米ドルをさらに突破し、新たな高値を設定するチャンスがあります。これらのうち、ウェーハ加工、製造設備、マスク装置を含む売上高は、今年、年間34％増の817億米ドルに達する見込みです。

7. [ECB]デジタルユーロプロジェクトは、24か月の調査フェーズに入ります。初期のパイロット段階では技術的な障害は発見されておらず、デジタルユーロを発行するかどうかの将来の決定は、この段階では事前に結論付けられません。いずれにせよ、デジタルユーロは現金に取って代わるのではなく補足するでしょう。

8. 7月14日、フランスの建国記念日、国の多くの地域で大規模なワクチン反対運動が発生しました。マクロンは12日、8月以降、予防接種証明書を持っているバー、レストラン、ショップにしか入場できないと発表しました。すべての医師と看護師は9月15日までにワクチン接種を受ける必要があります。そうしないと、仕事を続けたり、賃金を受け取ったりすることができなくなります。抗議者たちは、この政策を「ワクチン接種を受けていない人々を差別する」と批判した。合計約2万人が抗議に参加したと報告した。

9.世界銀行：世界の経済成長は2021年に約5.6％に達すると予想されており、50年近くで最も速い成長率であり、80年近くで最大の景気後退後の成長率です。世界経済の成長は2022年も引き続き堅調であると予想されますが、景気回復の勢いは不均一です。専門家は、ワクチンが不均一な景気回復の重要な理由の1つであると言います。